畳と絨毯(ラグ)
はじめに
最近では全室がフローリングのアパートも珍しくありませんが、新築の一戸建てや分譲マンションお家でも、和室はを設計される方も多くみられます。
畳の上に絨毯を敷くのは、日本の住宅でよくみられるスタイルの一つです。
しかし、単純に敷くだけでは畳にダメージを与えてしまうこともあります。
日本家屋の代表である畳張りの部屋と絨毯(ラグ)の相性についてまとめてみました。

メリットとデメリット
メリット
・畳は断熱性が高いものの、冬場は冷たく感じることも。絨毯を敷くことで暖かく過ごせます。
・畳の上に、クッション性のある絨毯を重ねることで、足音や物を落とした音を軽減できます。
・洋風の家具にも合わせやすくなり、和室をモダンなくうかんに変えることで、インテリアの幅が広がります。
デメリット
・絨毯が湿気をこもらせ、畳が黒ずんだりすることがあります。
・絨毯を敷いたままだと、日焼けなどにより畳の一部に後が残ることがあります。
選び方のポイント
畳の上に使う絨毯の選び方が重要です。
・通気性の良い天然素材(コットンなど)を選びましょう。
・重すぎないものを選ぶと、畳への負担を減らせます。
インテリアとしての絨毯(ラグ)
畳ならではの自然な風合いや香りを楽しみつつ、絨毯をインテリアに取り入れる工夫が必要です。
・部屋全体ではなく、テーブルの下や寝転びたいスペースだけに絨毯を敷くことで、畳の美しさや風合いを残せます。
・落ち着いた色味の絨毯を選ぶことで、畳と自然に調和します。
・模様替えのしやすい薄手のラグを選ぶことで、季節ごとにスタイルを変えて、気分転換することができます。
お手入れ方法
畳と絨毯を長く良い状態で維持するためには、日々のちょっとしたお手入れを取り入れたいです。
・湿気が篭らないように月に1度は絨毯をめくって畳を乾燥させましょう。
・その際、絨毯の上はもちろんのこと、畳にも掃除機をかけてホコリを取り除きましょう。
・湿気の多い時期(梅雨など)は絨毯を外して、畳だけで過ごすこともテクニックの一つです。
オンラインショップ
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